異端の古代史のブログ

古代史の定説を切る

人類の発祥地

人類の発祥地
 古代を語るには何時何処でどのようにして人類が生まれたか、を考えていかなければならない事が判ってきた。


日本人のルーツを検討する前に人類が如何にして生まれたのか考えてみよう。


 通説ではアフリカで人類が生まれたそうである。アフリカのケニヤ辺りから古い猿人や原人の化石が多く発掘されていて、これが人類に進化したと言うのが通説になっている。アフリカで発祥した人類はある時、アフリカを出発して世界中に分散する。世界中の人類のmtDNAを遡って追って行くと10万年前か20万年前にアフリカにいた一人の女性に辿りつくと言う仮説だ。これは、多くの学者の支持を得ているらしい。そして各地で進化をして白人黒人黄色人種など様々な人種が生まれたという。


 これは多くの学者に支持され通説になっている。
私はちょっとこれに疑義をはさみたい。


 以下、定説となっている事がらについて異論を挟むので説明が冗長になってしまうが我慢してほしい。


人類の生誕地


  近年、古人骨からDNAを読みとる技術が飛躍的に発展し、様々な事が判って来た。
現代人類がアフリカで誕生して世界に拡散したと言うストーリーに疑問が芽生えようとしている。


東南アジアにはインドネシアを中心に様々な人種が住んでいる。ネグリト、モンゴロイド、オーストラロイド。多くのの人種がここに居るのだ。一方、アフリカにはネグロイドと言われる人種しかいない。


しかも、Y-DNAの移動マップによると、アフリカの人の殆どが出アフリカした後の出戻りとされている。ミトコンドリア・イブ仮説が出された頃はY-DNAの移動についての情報は無かった時代である。アフリカにはmtDNAに多様性がある。多様性のある所が震源地であると言うミトコンドリアイブカ仮説の主張は、出戻りが沢山居たのだから根拠にならない。


インドネシアには近世まで未知の原人が多数いた形跡も有る。
一万年前に絶滅したと言われるホモ・フロレシエンシスとか。
アンダマン諸島にいるネグリトはミトコンドリアゲノムの分析から実際はインドネシア方面から行ったのではないかと言われているが、彼らには複数の未知の人類の遺伝子も含まれる。
オーストラリアでは三万年前のホモサピエンス人骨の上層に2万年前の原人らしき人骨。


 動植物の種類もアフリカを圧倒する種類がいる。
有袋類やカモノハシのような全く理解に苦しむような生物が居たりする。
*哺乳類は鳥から進化したと言われている。であれば卵で子を生み、乳で育てるカモノハシは最初の哺乳類にふさわしい。鳥のような口ばしも持っている。そして、最初の哺乳類はモグラのような形をしていたともいわれる。まさにカモノハシはモグラにも近い形をしている。インドネシアでは色々な生物が突然変異を起して進化をしている。人類もここで発祥して広がってもよいではないか?


 そもそも哺乳類は、アフリカがユーラシア大陸とくっ付いていない時代にユーラシア大陸で生まれ、ユーラシア大陸と繋がった後でアフリカに移動したものなのだ。


キリンの様な変わった動物もいるが、アフリカは生物の多様性も少ない。
多様性のある所が発祥地である可能性が高い事は言うまでもない。


人に近いのはチンパンジーではなくオランウータン


 私は故宮沢喜一元総理を見てオランウータンにそっくりだと思った。チンパンジーは人間にあまり似ていない。だから直感的に人類はオランウータンと同祖先では無いかと思った。


人類の祖先に近い動物としてチンパンジーやゴリラ、オランウータン、ボノボなどがいる。この内オランウータンのみがインドネシアに生息している。オランウータンは森に特化した生物で森林が無くては生きて行けない。このオランウータンはアフリカから来たのであろうか?


  いや、彼らはアフリカをでてその途中に待ち構える様々な困難に打ち勝ってインドネシアまで来る事など到底できない。彼らは初めからインドネシア近傍で発祥し、そこで繁殖していたと考えるべきである。オランウータンやチンパンジーはテナガザルから進化したとされる。ところがテナガザルも東南アジアにしかいない。であれば、テナガザルから進化したチンパンジーも本当はアジアに居たのではないか?少なくともアジアに居たオランウータンが何かのはずみでアフリカに渡り、チンパンジーに進化したと考えるしかないのではないか?


 チンパンジーが、歩いてインドネシアまでやって来てオランウータンに進化したとは到底思えない。ほぼ同時に分岐したのだとすれば、どこかにその地点がある。
これらの大型類人猿の祖先と言われるテナガザルもアフリカにはいない。インド~インドシナに生息している。
 チンパンジーの方が環境適応力が高いのだから、突然変異でオランウータンが生まれても、チンパンジーが死に絶え、オランウータンが生き残る事など考えにくい。オランウータンはインドネシアで生まれ、そのまま現代に至っているのだ。オランウータンがインドネシアからアフリカに渡ってチンパンジーやゴリラになったのなら、人間がインドネシアからアフリカに渡った可能性だってあるだろう。


 ただ、この仮説が成立するのには今のところ証拠が少なすぎる。


 アフリカでは沢山の猿人・原人の骨が発見されているから、人類がアフリカで生まれたと言う説が有利である事は言うまでもない。しかし私は納得できない。インドネシアは日本と同じように火山国だ。だから土は酸性で、動物の骨も残りにくい。だからジャワ原人などの化石も洞窟の中からしか発見されていない。アフリカの方が猿人や原人の骨は残りやすいから沢山見つかっているに過ぎないのではないか?ジャワ原人がアフリカの原人と全く無関係に独自に生まれたと考える事も無理なのではないか?ジャワ原人もアフリカで生まれてジャワまで移動したのだろうか?


中間の中東やインドに何の痕跡も残さずにジャワまで移動する事も徒歩ではありえない。
何かに乗って海を移動したのであれば痕跡を残さないで移動が可能だ。
そしてインドネシアからはアフリカに向かって赤道海流が流れている。


 人類に一番近い動物はチンパンジーだと思われてきたが、オランウータンが一番人間に近いという説を発表したアメリカの学者が現れた。


シュヴァルツのヒト・オランウータン最近縁説〔1〕


http://www.sciencedaily.com/releases/2009/06/090618084304.htm


 ピッツバーグ大学の芸術科学学部人類学教授であり、世界科学芸術アカデミー議長でもあるジェフリー・シュヴァルツとバッファロー博物館科学学部長のジョン・グリハンは、現存する類人猿と化石猿人の身体的特徴の詳細な解析を実施して、ヒトとオラヌータンと化石猿人はチンパンジーとゴリラとは異なる1グループに属することを示唆した。然る後、彼らは、ヒト~オランウータンの共通祖先がどのように東南アジア(現在のオランウータンの生息地)と他の地域の間を移動し、またその共通祖先がどのように今では絶滅した霊長類と初期のヒトに進化していったかということを示すシナリオを構築した。この研究は、シュヴァルツがその自著「赤いサル:ヒトとオラヌータンの起源、改訂版」(ウェストビュー・プレス発行、2005年)に提示したヒト~オランウータン同類説に対する更なる証拠を示すものである。


 シュヴァルツ&グリハンはヒトと他の大型類人猿(チンパンジー、ゴリラ、オランウータン)との間の進化関係を示す証拠として提唱されてきた何百にもわたる身体的特徴を精査して、このグループだけに属し、他のサル類には存在しない63項目の特異的特徴を選び出した。解析結果によれば、これらの特徴のうち、ヒトはチンパンジーと2項目の特異的特徴を、またゴリラとは7項目の特異的特徴を、またチンパンジー、ゴリラ、オランウータンの3者とは7項目の特異的特徴を共有するに過ぎないのに対し、オランウータンとは28項目もの特異的特徴を共有している。一方、ゴリラとチンパンジーは11項目の特異的特徴を共有している。


 次に、シュヴァルツ&グリハンはヒトと化石類人(アウストラロピクテスなどの原始人)・化石霊長類との特徴共有性を検討した。その結果、彼らは、オランウータンはアウストラロピテクスなどの化石猿人と8項目の特徴を共有し、アウストラロピテクスだけでも7項目の特徴を共有していることを見出した。アウストラロピテクスにオランウータンの特異的特徴が認められることはヒトの祖先はチンパンジーと相同性を持つはずだとするDNA分析に依拠する予測とは矛盾するものである、とシュヴァルツ&グリハンは述べている。一方、チンパンジーとゴリラは、すべての大型類人猿に認められる特徴だけを共有していた。』


『シュヴァルツ&グリハンは、ヒト、化石猿人、およびオランウータンが同様の厚いエナメルに覆われた歯を持っているところから、これら3者を“歯型ホミノイド種”という名でグループ化した。また、彼らは、チンパンジーとゴリラを“アフリカ類人猿”としてグループ化したが、「生物地理学誌」では、“アフリカ類人猿”はオランウータンよりもヒトから疎遠な存在であるばかりでなく、多くの化石猿人よりもヒトから疎遠な存在である、と述べている。


 シュヴァルツ&グリハンも、早期ヒト種と化石猿人の遺骨のは主にアフリカで見出されるのに対し、現代のオランウータンは東南アジアでしか見い出されないことは認めている。このような同種の遠隔異地分パおよびアジアの間を移動していたと説明されている。すなはち、ヒマラヤ山脈形成前の地層に含まれる植物化石は南ヨーロッパ~中央アジア~中国南部には森林帯が広がっていたことを示し、歯型ホミノイドの祖先たちはこの広い地域を回遊していたが、その後、地殻が変動し地域的生態環境も変化すると、歯型ホミノイドは相互に隔絶した二つの地域に分離して生息することになった、と彼らは説明している。


 シュヴァルツ&グリハンはこのヒト~オランウータン共通祖先の分布に関する理論をヒトとチンパンジが最近縁であることを前提にして生み出された理論と比較している。50万年前以前のアフリカにアフリカ類人猿が生息していたことを示すの化石が見つかっていないために、ヒト~チンパンジー論者は現存のアフリカ類人猿はアフリカからヨーロッパに移住した早期アフリカ類人猿の子孫であるとする組入ったシナリオを考えた。つまり、このシナリオに従えば、ヨーロッパにいた類人猿が2つのグループに別れ、その一はアジアに移動し、その二はアフリカに行き、ヒトと現存するアフリカ類人猿になったということになる。シュヴァルツ&グリハンは、このシナリオは骨形態データとも地理的分布データとも合致しないと批判している。 』


『ロンドン自然史博物館の元館長で「人類進化の完全世界」(トーマス&ハドソン出版、2005年)の共著者でもある古人類学者のピーター・アンドリュースは、シュヴァルツ&グリハンは自分たちの理論をサポートする適切な証拠を提供していると述べている。アンドリューズ自身はこの研究に関与していないが、その内容には精通しているそうで、彼は次のように述べている。


 "シュヴァルツ&グリハンは、彼らの解釈の根拠になるだけの十分な骨形態データを持っており、彼らの解釈は真剣に取上げられる必要がある。もしも、彼らの解釈によって分子生物学者と骨形態学者たちの間に論争が再開されることがあるならば、それは望ましいことである。シュヴァルツ&グリハンはヒトと類人猿との関係に関する現在の通説(ヒト~チンパンジー論)に挑戦しているのであり、彼らの結論が批判を浴びることは間違いないだろう。しかし、私は、そのような論争が建設的に行なわれることを願っている。なぜなら、科学というものは疑問に答え、研究の結果を検証してゆくことによって進歩するものだからである“。


 シュヴァルツ&グリハンが「生物地理学誌」で主張していることは、ヒトとオランウータンの間にある明確な身体的類似性がヒトとチンパンジーとをリンクさせようとする分子学的な解析によって長い間看過され、しかも、それらの分子学的な比較は往々に誤っているということである。つまり、遺伝子の相同性が必然的に進化系統になることを証明する理論は存在しない。また、これまでの分子学的研究では往々にしてオランウータンを対象から除外し、オランウータンを外類化する適切な根拠もなくチンパンジーを比較対象の類人猿として選んでいる。さらに、遺伝学的類似が意味する概念と矛盾するような分子学的データは無視されている。彼らのそう主張しているのである。


 また、アリゾナ州立大学の種探査国際研究所のマルテ・エバック(彼もシュヴァルツらの研究には関与していないがその内容に精通している)は次のように述べている。"シュヴァルツらは分子データの当然批判があってもよい点を適切に批判している。古人類学はもっぱら骨形態に基づいて築かれてきたが、DNAデータが骨形態データよりも優れているとする科学的妥当性も存在しない。それにもかかかわらず、分子データだけから得られたヒト・チンパンジー最近縁説が何の検証もされずに定説となってきた。シュヴァルツ&グリハンは単にヒト・オランウータン最近縁説を提起しているだけではなく、既存のデータを適切に調べてゆくいうこれまでに確立されてきた科学的方法の重要性を再主張しているのである“。 』


 インドネシアで生まれインドネシアでしか生活できないオランウータンに一番近い動物が人間なら、人間はインドネシアで生まれたとしか考えられないではないか。チンパンジーは二足で立つ時も膝が曲がっているが、オランウータンは立つときにはスックと膝を伸ばす事ができる。


オランウータンの方が遺伝子的にも人間に近いという研究がある事が判った。


http://www.sciencedaily.com/releases/2011/01/110126131548.htm


日付:2011年1月26日


出典:コールド・スプリング・ハーバー研究所


要約:新しい研究では、オランウータンのゲノム配列の出版と連携し、科学者たちは、チンパンジー、オランウータンと人間が、より遠縁であるが、私たちのゲノムの一部の地域は私達の最も近い生きている相対的なものよりも似ているという驚くべき発見を発表している。
それによれば incomplete lineage sorting (ILS)「不完全遺伝子系統仕分け」と言うものがあって、進化の過程を追跡する事ができる可能性が指摘され、オランウータンの方が人類に近いところで分岐した。(
哺乳類は受精卵が子宮の中で大きくなる過程で進化の後を辿りながら大きくなって最後に人間の形になって子宮から出てくる。その過程を表すILSが人間とチンパンジーよりオランウータンの方が近いと言うのだ。
似た遺伝子の数だけ並べればチンパンジーが人間に近いのだろうが、(ILS)的にはオランウータンの方が近い所がある。と言うのだ。それこそが人間の祖先を決める上で最も重要な所ではないか?


http://d.hatena.ne.jp/tgojobor/20120107/2012010704
 祖先集団であった時間の長さとその集団の有効サイズ(有効個体数)に、祖先集団における多型の程度が強く依存するので、それらがILS(「不完全遺伝子系統仕分け」)の程度を決める決定的なパラメータになります。
 その意味では、ミトコンドリアゲノムのほうが、核ゲノムより、集団の有効なサイズがハプロイドである分小さいので、ILS(「不完全遺伝子系統仕分け」)が起こりにくく有利に見えます。しかし、ミトコンドリアでは、gene leakage(遺伝子漏れ)や遺伝子のセット置換などが起こり、ミトコンドリアゲノムに基づく系統関係の推定は、「極めて危険」な状況を作り出すことがあり得るが分かってきました。したがって、ミトコンドリアゲノムだけで、系統関係の正確な推定が本当にできているのかという強い危惧を抱くようになってきました。


チンプと人間のゲノムの差が2%と言うのは大ウソ


 チンパンジーと人間のゲノムを比較すると98%が一致していると言う研究発表があり、みなを驚かせると共にやはり人間はチンパンジーから進化したのだと信じられた。しかしこれはインチキである事が判った。

「遺伝子情報を文字に書き起こして比べてみます。
人間にあるけれど、チンパンジーにはない遺伝子情報やその逆もあり。
それ以外の部分は、塩基配列はごく一部が違うだけでほとんど同じ。
これらの違いを科学者がどう捉えるのかが、99%一致説の鍵を握ります。
塩基配列のわずかな違いは一つずつ数え上げることは可能。
では、まったく違う部分はどう扱えばよいのでしょうか?
例えば、人間とチンパンジーとで記述自体は共通しているけれど、人間では2回繰り返す場合はどうでしょう。
これらをすべて1文字ずつ違うものとして数え上げるべきか……
同じパラグラフでも異なる場所に現れている場合はどう考えるべきか?
文字列の順序が反対の場合は?
文を区切れば一致する場合はどうか?……など判断が難しい場合がたくさんあります。
この難問に対する科学者の回答は……
なんと、「大きく異なる部分は切り捨てる」という大胆な方法。
一方、残った24億文字だけを考えて……
比較した結果が「98.77%の一致」というわけです。
つまり、人間の25%のゲノムとチンパンジーの18%のゲノムを無視して、残りの部分だけを比較して出されたのが「人間とチンパンジーはDNAが99%一致している」という99%一致説なのです。

つまりは、DNAの情報がほとんど同じであることをもって、生物学的に「近い」とは言えないということ。
しかし、DNA情報を調べることに意味がないかと言えばそうでもありません。DNA情報はその動物が進化してきた「歴史」を記録している情報として非常に大きな意味を持っています。』
実は膨大なゲノム配列の内に似ている所と似ていない所があり、全く似ていない所は比較しようも無い。そこで似ていてちょっとだけ違う比較しやすい部分だけを比較したのだと言う。比較されなかった部分は人間のゲノムの25%、チンパンジーで18%を除外して比較したと言うのである。(似ている部分だけ比較したらバナナと人間の遺伝子の違いは60%と言う。)


 除外された部分に祖先を表す重要な部分があるのではないか?それが前述したILSも、で有ろう。
 そもそも人間とチンプの間に似ても似つかない部分が多々ある。2%程度の違いである筈がないのだ。
2~5%なら同じ人間同士でも違いがある。
例えばアフリカ人にはネアンデルタール人の遺伝子は全く入っていないが、欧州人には1~2%の遺伝子が混ざっているという。ところが東アジア人には4%ものネアンデルタール人の遺伝子が混じっているのである。
さらにバイカル湖付近のデニソワ洞窟から見つかったデニソワ人の遺伝子は欧州人にはほとんどなく、東南アジアのアボリジニやネグリトから8%もの高濃度で遺伝子混入がみられる。


血液型


 なぜかチンパンジーに発見されるのは ほとんどA型ばかりで O型はまれにあるが B型は皆無という。
 逆にゴリラはB型のみで A型 O型はまったくない。 ところが ヒトから遠いはずの オランウータンには A型 B型 O型 AB型 全部がそろっている。


もちろん、始めはゴリラもチンプもA,B,O全ての血液型を持っていて、何かの理由で全滅したと言う可能性もなくはない。


しかし、類猿人の存続にとって血液型は中立だから、何らかの血液型が消えてしまう理由は思いつかない。


 血液型において多様性のあるのはオランウータンであり、人間なのだ。 アフリカにいる類人猿はオランウータンから分岐したのではないか? 始祖効果と言うのがあるから、ゴリラはオランウータンのBから生まれたれた。チンプはオランウータンのAから生まれたと考えるのが妥当ではないか?多様性のある方が原点。
人類はすべての血液型を持っているので、チンパンジーから生まれたとは考えにくいのではないか?


 話はこうだ。何らかのはずみでアフリカに流れ着いたオランウータンはアフリカでは生きていけないから、ゴリラやチンプに進化した。そして、人間はアジアに残ったオランウータンからアジアで分岐したと考えるのが妥当であろう。 血液型が何らかの免疫力と関連し、ABOのどれかが絶滅するような事があり得ても、アフリカでゴリラとチンプに反対の血液型が残るのはオカシイ。
ちなみにオランウータンの祖先のテナガザルにはO型が無く、AとB、ABだけだそうである。O型の血液型が出来るきっかけが人類の誕生に何らかの関係がある可能性がある。O型の血液型はA型、B型の両方に対する抗体を持っており、逆にA,.B型はOに対する抗体が無い。最後に生まれた血液型であろう。人間の持っている全ての血液型を持つオランウータンが人間の祖先である可能性が高い。


 東南アジア人にはO型の血液型が圧倒的に多い。欧州人も。
東アジア人だけがAが大。
新モンゴロイドがA型で大陸で増えそのA型が侵略で東アジアに広まったと考えられる。